4つの対話型AIをキャラで比べてみた
はじめに
最近はいろいろな対話型AIが登場していて、「結局、どれをどう使い分ければいいの?」と感じる人も多いと思います。
そこで今回は、以下の4つを「キャラクター」に見立てて、それぞれの性格や得意分野、活躍しやすい場面を整理してみます。
- ChatGPT
- Claude
- Gemini
- Grok
「オフィスにいたら、どんな同僚っぽいか」という視点でイメージしながら読み進めてみてください。
ChatGPT:オールラウンダーな相棒
性格イメージ
ChatGPTは、どの部署にも1人いてくれたらうれしい、バランス型のオールラウンダーです。話し方もフレンドリーで、説明もていねい。初心者が最初に相談しやすいタイプのAIと言えます。
得意分野
- 企画アイデア出し
- 文章作成(ブログ、メール、台本など)
- プログラミングのヒントやコードレビュー
- 日常の相談や雑談
とりあえず「こういうの作って」と投げると、形になるところまで連れていってくれるのが強みです。
得意技(パーソナル情報の活用)
ChatGPTの特徴のひとつが、ユーザーの好みや文体を覚えて、会話を“つづき”として扱えることです。
- 前に話した自己紹介や仕事の内容
- よく使う言い回し
- 好みのトーン(ですます・くだけた口調 など)
こうした情報を少しずつ覚えていくので、使うほどに「自分専用のアシスタント」感が強くなっていきます。
こんなときに向いている
- まずは何でも相談できるAIがほしい
- 企画〜文章〜簡単なコードまで、幅広く手伝ってほしい
- 継続的にやり取りしながら、自分好みのアシスタントに育てたい
Claude:じっくり考える物書き
性格イメージ
Claudeは、静かなカフェで原稿を書いていそうな思索型・文筆家タイプのAIです。一つひとつの言葉を大事にしながら、しっかり考えて返してくれる印象があります。
得意分野
- 長文の要約や読解
- 論理の整理・構造化
- 思索的なエッセイや対話
- 複雑なテーマの噛み砕き説明
特に、日本語の長文を扱うのが上手で、文章をきれいにまとめ直してくれます。
得意技(日本語と複雑な問題解決)
- 自然で読みやすい日本語
- 難しい問題を分解して、筋道立てて整理する力
「モヤモヤして言語化できない考え」を相談すると、論点を分けて整理しながら、こちらの考えを一段深めてくれるような返し方をします。
こんなときに向いている
- レポートや論文、長い資料を読んで理解したい
- 自分の考えを言語化したり、文章を整えたい
- じっくり思考を深めながらアイデアを育てたい
Gemini:ネットとつながる情報通
性格イメージ
Geminiは、常に複数のタブを開いて調べものをしているリサーチャー兼テック系エンジニアのような雰囲気です。検索と分析が好きで、「情報を集めて整理する」のが得意分野。
得意分野
- ウェブ検索と組み合わせた調査
- 図解・表・箇条書きによる情報整理
- マニュアルや手順書などの長文コンテンツ作成
- マルチモーダル(画像など)を使った説明(対応環境の場合)
得意技(検索+長文)
- 検索結果を踏まえたリサーチ
- 長文コンテンツの生成と編集
“今どうなっているか”をざっくり掴みたいときに特に役立ちます。
こんなときに向いている
- あるテーマについて、まずはざっと調べたい
- 情報を集めて、表や箇条書きでまとめたい
- 仕様書・マニュアル・学習ノートなど、長い文章を一気に作りたい
Grok:ひねりの効いたお調子者
性格イメージ
Grokは、少し毒舌だけど憎めないハッカー兼コメディアンのようなAIです。カジュアルなノリで、時事ネタやネットミームを混ぜながら返してくるのが特徴。
得意分野
- カジュアルな雑談
- ネタっぽいアイデア出し
- 少し尖ったコピーやコメント
真面目な企画書というよりも、「まずは面白く振ってみたい」場面に向いています。
得意技(ネット文化+ユーモア)
- ネット文化やトレンドを拾ってくること
- 少し皮肉やユーモアを効かせた返答
X(旧Twitter)的なノリが近く、「普通の答えじゃつまらない」というときにひとひねり効いた視点をくれます。
こんなときに向いている
- 面白いキャッチコピーやネタを出したい
- 雑談しながら、アイデアのタネを増やしたい
- くだけたトーンのコンテンツを作りたい
4つのAI、どう使い分ける?
ざっくりまとめると、こんなイメージです。
- ChatGPT:まず相談する“なんでも屋の相棒”
- Claude:文章と思考を深めてくれる“物書きの友人”
- Gemini:情報を集めて整理する“リサーチ担当”
- Grok:ユーモアとひねりで場を動かす“お調子者クリエイター”
実際の仕事や生活の中では、ひとつを選ぶというより、「このテーマはClaudeでじっくり」「企画のたたき台はChatGPT」「リサーチはGemini」「最後にGrokに遊んでもらう」と、シーンごとに使い分けるとそれぞれの強みが活きてきます。
4人の同僚がチームにいるつもりでイメージすると、役割がよりクリアになります。




